児童養護施設から大学へ
2016-07-22 11:21
医療法人案浦クリニック
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親からの虐待や育児放棄、経済的理由などの事情で、家庭で暮らせない子どもたちの多くが暮らしているのが児童養護施設です。その児童養護施設から大学に進学した志高い若者がいます。彼は児童養護施設で暮らす学生で学業、人格ともに優れた人に支給される奨学金によって進学できたのです。彼が大学進学を決めた理由は次のようなものでした。「自分はこれまで、児童養護施設に入った後、沢山の人に支えられ助けられながらここまで成長することができた。だから今度はそんな心底優しい人たちに恩返しをしたいんです。僕の大学進学が児童養護施設で暮らす後輩たちの目標になってくれたらいいなあと思いました。
また、親はいなくとも、ちゃんと高い志をもって大学に進学できるということを世間に示すことで、少しでも施設で暮らす後輩たちへの偏見やいじめをなくそうとも考えました。これが、僕をこれまで支え、育ててくださった方々への恩返しの仕方です。」彼は入学後、生活費捻出のためのバイトと勉学の両立に挑戦中です。児童養護施設の子どもたちの未来のために頑張って欲しいと思います。私も彼らのためにできることを探して支援していこうと考えています。
こんな素晴らしい若者は国の財産です、国民全員でサポートして、児童養護施設から彼のような若者がたくさん輩出される日が訪れることを願います。
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